月刊養豚界

月刊養豚界っていう雑誌があります。名前の通り、養豚の業界紙です。
自分はまだエコフィードに携わってからそれほど経っていないので勉強のために定期購読しています。
この前の号に田原市の養豚農家の記事が出ていて、その中にエコフィードの例が出ていました。なんかどっかで見たことあるモノだなと思ったら、うちの納めているエサでした。
なんか気に入っていただいているような記事で嬉しく思いました。
ちなみに、その商品は砂糖とコーンスターチの混合物です。非常に純度の高いモノですが廃棄処理されています。もったいない限りです。もっとも、モノがいいので当社でも買取していますので、法律上は廃棄物にはなりませんが。

廃棄物の量

前のエントリーでも書きましたが、産業廃棄物っていうのはすごい量が発生しています。日本全体で1年で4億トンということは、1人当たりで直すと4トンです。主婦も赤ちゃんもおじいさんも含めて1人4トンです。
普通の生活をしていると、1年間で4トンもゴミ出していないよ、って思う人も多いと思いますが、工場や建築現場では驚くほど多量のゴミが出ます。
当社はこの業界ではまだ零細なベンチャーですが、それでも月に数十トンの廃棄食品を扱います。法的に言うと廃棄物に含まれないもの(有価物)も多いですが。
1つの工場から毎日数トン廃棄品が出るのはごく普通です。町中にある町工場のような豆腐屋さんからも毎日おからが何トンも発生します。
食品リサイクル業界の感覚で言うと、
1日10トン・・多いなぁ
2トン・・結構出ている
1トン・・まあまあの量
500kg・・結構少ない
100kg・・少なすぎてリサイクルできない
ってところでしょうか。
当社の最近の研究テーマは、「1日100kgの廃棄食品をリサイクルするにはどうしたらいいか」ということです。
流行の言葉で言うと、ロングテールのビジネス展開っていうやつです。