食品リサイクル法の定期報告

いつになっても暇にならずばたばたしています。自宅の引越の影響も大きいですが。

食品リサイクル法の定期報告の時期がやってきました。このブログをご覧になっている食品排出事業者の方は報告書完成していますでしょうか?

食品リサイクルでは年間100トン以上の食品廃棄物を排出している事業者に報告を義務づけています。年間100トンというと相当量に感じられるかもしれませんが、結構小さい事業者でも100トン簡単に超えます。

スーパーですと、町中の小さいスーパーでない限りだいたい超えます。野菜のカット工場なども町工場で一日1トンぐらいは出てしまいます。豆腐屋さんは法人になっているようなところですとおからは一日1トン以上出ます。

ということは、報告が必要な会社は相当多くなるはずですが、報告を行わなければいけないのに行っていない会社はかなり多いのではないかと思います。

・そもそも食品リサイクル法なんてものがあるを知らない

・ゴミの量を量っていないのでどれくらいの量なのかしらない

・報告が面倒なのでしていない

ぐらいの理由が多いかと思います。さすがに大手食品スーパーなどは食品リサイクル法を知らないことはないですが、小さい会社では「食品リサイクル法ってなに?」って言われることはよくあります。

農水省(農政局)では、めぼしい事業者には立ち入り、聞き取りをして食品リサイクル法への対応状況を確認しています。でも、報告がなければどれくらいの排出量なのか知るよしもないわけです。スーパーなどは売上げ規模からだいたい推察できますが、野菜のカット工場はそんなに目立たないので調査が及んでいないようです。

廃棄物関連は情報を収集するのが難しいですね。