おでん

たまには仕事の話以外を。
今日の夕飯はおでんでした。我が家では「おでんは長く煮込んだ方が美味しい」という理念(^_^)の基、長期間にわたり追加投入を繰り返して食べ続けます。食べる→投入→食べるの繰り返しです。今食べているのは年末からのものなので、1ヶ月近く経っている計算です。なお、毎日だと飽きるので、1日おきに食べます。
とは言っても、腐ってはいけませんので毎日火は通しています。パスチャライゼーションの曲線を元に、80度以上になるようにしています。微生物学的な知識が役に立ちますね。なんてえらそうなことを言っていますが、以前温度設定が甘くクリーチャー(おそらく産幕酵母)を発生させて全廃棄になったことがあります・・。
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この巨大な寸胴で煮込んでいます。
もちろん、だんだん味が薄くなったり煮詰まったりするので、そのあたりは適宜調味料を追加しています。美味しいおでんを作るためには味醂も醤油もいいものを使わないとダメですね。味醂は本場の三河味醂の愛桜3年熟成を使用しています。
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今回はウズラの卵も入れてみました。この卵はお客様でもある豊橋養鶉(ようじゅん)農協のものです。実はおでんにウズラ卵を入れるのは初めてですが、濃厚で鶏卵とは違った味わいがありますね。
さすがに1月経つとそろそろ雑味が出てくるので、おでんとしては終了する予定です。が、この煮汁は煮物に再利用します。たくさんのエキス分が出ているので、ものすごい旨味ですよ。

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