展示会と決算書の読み方

先週の金曜日、土曜日と地元信金の展示会に出展していました。基本的に出られる展示会には全て参加しています。今年は東京での展示会も含めてすでに4回ほど出展していて、年内にあと3回出店する予定です。そのうち2件は名古屋と東京でしかも期間が長いので準備と出展時の対応が結構大変です。今回の展示会は会社から15分のところで行われたので出展準備も楽です。

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出展すると当然ブースにて対応しなければ行けないのですが、当社は営業として外に出られるのは私1人なので、普通に行くとブースの店番を1人でしないといけません。お客さんが多い展示会だと昼ご飯も食べられなくなってしまいます。今回は信金の担当の方にブースの対応をお願いして、2人で店番をしていました。2人いると昼飯も安心して食べに行くことができ、展示会終わった後の疲労度が全然違います。

そんな中、お客様が途切れたときなどにちょっと雑談をして決算書の話になりました。当社は会計ソフトに自社で記帳しているので、(記帳が終わったら)リアルタイムに月次決算が出るのですが、世の中の中小企業の社長の中には決算書は税務署と銀行に提出するために作るだけで、月次はおろか決算終了後にもろくに見ない人も多くいるってことです。

時々月次の数字を見ていると、使いすぎているお金や売上の変動、利益率の変化なども見えてきますし、キャッシュフローも頭に入ります。現在の経営状態がわかれば次の投資の戦略も考えられます。普段から決算書を見ていなければ今後の方針なんて立てることはできないと思うのですが、数字をみない社長はどうやって判断しているのかが気になります。

と、えらそうなことを書きましたが私も起業するまでは決算書なんてちんぷんかんぷんでした。事業を始めて会計ソフトへの記帳をしてみて初めて決算書というものの仕組みがわかるようになった気がします。
昔と違ってパソコンもソフトも安くなっているので会計ソフトへ自社で記帳するのは簡単になっています。記帳さえすれば仕訳を変えたり実際のお金の動きと比べたりして決算書の仕組みを勉強することができるようになります。私も会計ソフトが無く手書きだったら決算書の読み方がなかなか覚えられなかったのではないかと思います。

にしても、これだけソフトが便利になっているのだから税理士報酬はもっと安くなってもいい気がするんですけど、どうなんでしょね~。記帳のミスさえなければソフトちょっと操作すれば決算書が印刷されて出てくるはずだと思うんですけどね。

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