今年一年ありがとうございました。

大晦日ですが、今年は月曜日なので出勤をしています。そして、今日は決算日でした。
会計ソフトを改めて見ていると反省すべき点がたくさんあります。

売上はそれなりに進捗があったのですが、いろいろと投資がかさんだため当初目標としていた利益を確保することはあたわず。
設備投資がたくさん必要な業種ですので、どうしても投資がかさみます。投資が適正規模なのかいつも悩み、そしてぎりぎりまで投資していますのでお金が残らない(^_^)

 前にも書きましたが、基本的にものを創る事業というのは投資が大きいので脱サラして始めるのには向いていません。また、スケールメリットが求められますので、ある程度の投資規模が必要となってきます。昔は自動車メーカーもカメラメーカーもたくさんあったそうですが、いまからそういうメーカーを始めることはとても困難です。
向いていないのを無理矢理始めているので苦労しているわけです。

いわずもがな、事業規模に対しどれくらいの投資を行うかというのが経営者の判断です。そんな現在の投資規模はかなりぎりぎりだと思っているのですが、銀行の担当者はもっとお金を借りて投資をして下さいとのたまいますので、「そんなことを言ったら不良債権が増えますよ」と言ったら苦笑していました。

昨今はどこの銀行のディスクリージャーを見ても資金運用に苦労していることが伺えます。預金残高は増えているのに貸出残高が増えていません。新たな投資を行う会社が減っていますから貸出残高も増えないわけです。事業を始めて実感するのは投資回収をする難しさです。特に、ものを創る事業は投資額も大きく、その割に投資回収の効率が悪くなりがちです。そういう投資が大きい事業が減っているので当社のような小さな会社まで銀行が声をかける時代になっているわけです。当社ももう少し総資本利益率を改善しなければと反省をしています。

と言うご時世ですので、政府の経済対策で「金融緩和」と言われると、違和感を禁じ得ません。銀行にこれだけお金が余っているのに金融緩和しても景気がよくなるはずがないです。企業はお金を借りることができなかったり、金利が高いため事業が行えないわけではないのです。社会システムが高度に完成しているため、新しいビジネスを創出する余地が無い、それがポスト高度経済成長の現代社会だと思います。

というわけで、とても困難な道のりではありますが、私はものを創る事業を行っていることに誇りを持っています。士農工商ではありませんが、ものを創り出すと言うことは全ての産業の基本であります。また、もの創りというのはとてもおもしろいものです。特に、当社の事業は価値がないものから価値を創り出すという意味で「ものと価値を創る」二重のもの創りではないかと自負しています。

来年は今年以上に新しい価値を創造できることを目標にがんばりたいと思います。皆様よろしくお願い致します。

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