pH計の校正

今日は台風が近づいてたくさん雨が降りました。8月、9月は雨が少なかったのですが、このところ雨が多い東三河です。

雨の中休日出勤して雑用をちょこちょこしていました。土曜日は電話もお客も少ないので、仕事がはかどります。

今日はpHセンサーの校正もしました。リキッドフィーディングではpHはとても重要です。pHが低すぎると嗜好性が落ちます。pHが高いと大腸菌などの増殖の原因となります。だいたい、pH3~4ぐらいが適正です。いまリキッドフィーディングの原料として中心に扱っているジャガイモの皮(ポテトスチームピーラー残さ)は排出元工場でギ酸を添加してpHを下げているのですが、緩衝能が微妙に変わるらしく添加した後のpHが若干変動します。当社で処理する際にもpHを再度測定して、もしpHが高いようならギ酸を追加で添加しています。

最近入荷したもののpHが高かったのでpHセンサーの校正をしたら少しずれていました。このためpHが若干高い値を示していたようです。もう少しまめに校正しなければと反省した次第です。計量証明事業所などでは毎日校正していますが、当社ではとくに証明書出すわけでもないのでなおざりになっていました。本当は品質管理をしっかり行わなければ行けない現場でこそ校正をマメにしないといけないんですけどね。ISO9000ではこういう計量器の管理にはうるさく決まりがありますが、それなりに意味があるものだと改めて思いました。

メッセなごや

今日は名古屋のポートメッセ名古屋で行われていたメッセなごや へ行ってきました。今日の名古屋はとても寒く、開場まで震えながら待っていました。

で、朝一から3時くらいまで展示を回っていたのですが、結構盛況でした。ただ、面白い展示はごく一部ですね。トヨタの関連会社のブースがたくさんあるのですが、自動車のカットモデルをただ展示してもしょうがないですよね。それよりも町工場が出している新しい樹脂の成形技術とかのほうが興味深かったりします。

それよりも更にひどいのが銀行のブース。あきらかに名古屋商工会議所(←主催)へのお付き合いとして出展している感がありあり。支店の屋上に太陽光パネル置きましたとかそんなレベルなら出さない方がいいと思いますね。環境関連の会社へは優遇金利とか、本業に絡めた展示を出して欲しいと思います。

しかし、当社のような零細企業は些細な展示会でも出展費用に対し常にコストパフォーマンスを気にしているのですが、そういうことを気にしているように見えない自動車メーカーや銀行は余裕あるなと感心しますね。

メッセなごやの根本的な問題は客層を絞り込めていないところかな・・と思いました。

ところで、メッセなごやもマスコットがあります。

Messekunthumbnail2_2 メッセくん

ゆるキャラと言うより、キモキャラと言った感じです・・。日本人はマスコット好きですよね。

飼料米について

急に寒くなりましたね。今まで暖かかったので寒さが身にしみます。寒くなってくると水や肥料を扱う仕事では手荒れが多くなります。前職では下水を扱っていたのですが、あれが手に付くとホントにあれるんですよね。もちろん普段はゴム手袋していたんですが。

今日は飼料米の話です。当社でも飼料米を取り扱っています。とは言っても、流行の減反に対応して作っている飼料米ではなく、流通倉庫などの不良在庫などで廃棄されるものなどを買取しています。世間ではあまり知られていませんが、こういった商品はかなり流通しています。米だけではなく、小麦、コーンスターチ、米粉等々。変わったところでは大豆タンパクとか。

ただ、こういった商品の価格は非常に安いです。そもそもトウモロコシの値段が末端で30円/kgしないわけですから、それより高くてはまず売れません。飼料米も同様です。1kg30円ぐらいが限界です。

一般的な米は、生産者が販売する価格で1kg200円です。これをコストダウンすると言ってもいくら多収米でも限界があります。いまの穀物市況からいうと、飼料米が採算に乗るためには生産した米を一旦買い上げて、買い上げ金額を無視して30円/kgで販売する・・ぐらいのことをやらないと無理でしょう。

また、米はエサとしてあまり扱いがいいものではありません。豚の場合、生の米粒では消化できませんので、破砕処理や加熱処理が必要です。鶏は消化できるのですが、卵の黄身の色が白くなります。黄身の色は黄色くないと売れませんので、飼料米を使ったときはパプリカなどの色素を入れてやる必要があります。そんな手間をかけるなら・・となかなか米を使ってもらえません。

以前より何回か書いていますが、日本の(カロリーベース)の食物自給率が低い一番の理由は、日本の畜産が海外の安い穀物を使って育てる仕組みになっているからです。農水省もそれはよく知っているので食品リサイクル法では飼料化を優先すると言うことになっているのですが、従来採算ベースに乗っている部分は既に食品リサイクルが進んでいるわけであり、ちょっとぐらい施策を行っても価格競争力がないためエコフィード普及が進むはずないですね。

愛知県農業試験場

今日は長久手にある愛知県農業試験場へ行ってきました。今、地元のひまわり農協と実施しているリキッドフィーディングの実験を試験場で行っているので、豚の様子を伺いに行ってきました。

Ca360058 実験中の[E:pig]

非常に調子は宜しいようでした。美味しそうにもりもりエサを食べていたので嬉しかったですね。

来月ぐらいから当社の分担分が増える見込みです。忙しくなりそうですが、がんばりたいと思います。

信金の展示会

今日は豊川信金の展示会に参加しています。午前中はプレゼンがありました。20分という長い枠でしたので余裕こいてやっていたら時間が足りなくなって大変でした。

展示会に参加すると、よくプレゼンするのに一言一句全て下書きを書いてそれを読んでいる人がいますが、あれはやめた方がいいですね。私はいつもかんたんなメモを書く程度にしています。

今日はあらかじめプレゼンの内容を印刷してそれを見ながらでしたが、先月したときは紙を印刷して置くのを忘れてプレゼンする前に内容を見直すことが出来なくなって焦りました。場慣れ過ぎるのも考えものですね。

びわ湖メッセ

今日は滋賀県の長浜で開催されているびわ湖メッセに行ってきました。どーでもいいことですが、なんで「びわ湖」なんでしょうね。琵琶湖は常用漢字じゃないからでしょうか。

思ったよりこぢんまりとしていたので昼に会場を切り上げて今は帰り道の途中です。しかし、環境関連の展示会はいつもかなりの盛況ぶりですが、その割にベンチャー企業が多い気がします。(当社もしっかりベンチャーですが・・)

思うに、環境関連って注目を浴びていますがその割にマーケットがそんなに大きくないので儲かっている会社が少なくベンチャーがあふれているんじゃないかなと思います。これは私の持論ですが、本当に儲かっているのは「え、そんな仕事があるんだ」っていうのをこっそりやっている会社だと思いますね。

こんなことを書いていたら、何年か前、九州に帰省したときに連れて行かれたスナックで、友人が店の女の子に「この人ベンチャーの社長」って紹介したら「ベンチャーってなに」って言われて絶句したことを思い出しました・・・。

枯葉

ようやく秋らしくなってきたので今日はジャズを。

ビルエバンスのAutumn Leavesはとても思い入れのある曲です。

昔ジャズなんてあんまり興味がなかった頃、一応買ってみたアルバム。でもあまり聞かずに放置されていました。そんなある日、家のオーディオセットのCDプレイヤーをちょっと高級品(の中古)に買い換えました。それでアルバム聞いたらあまりのすばらしさにすっかりジャズ好きになった次第です。

↑の動画もパソコンのスピーカーじゃなくってきちんとしたアンプに繋げるとすばらしいです。

実は自分は小学1年生~4年生までピアノ習っていました。今、その頃の楽譜見ると音符の数が多くて驚愕します。ずっと続けていたらビルエバンスとは行かないまでも小曽根真ぐらいには・・・なんて夢想しますw

にしても、ビルエバンスのライブ画像みると信じられない運指ですよね。指見てるだけでも感動です。

コンサルティング

風邪がようやく治ってきました。コーヒーが旨いです。

ブログだけご覧になっている方も多いようですが、最近ホームページも更新しております。コンサルティングのページを追加しました。この頃はコンサルに関するお問い合わせ、ご依頼が増えてきています。

何かお気づきの点があればご連絡ください。

展示会のお知らせ

今週は比較的日程に余裕があるため、会社にいる時間が長いです。でも、会社にいると現場をちょこちょこと手伝ったりしているので結局デスクワークが進まず。結局、書類が貯まっています。

来週は展示会が2つあるので結構忙しいです。21日(木)、22日(金)はサイエンスコアで食農産業クラスター関連の展示会があります。22日、23日は豊川信金の展示会が豊川の豊川総合体育館(諏訪町駅下車)で行われます。

サイエンスコアの展示は当社の分だけではなく、豚肉のブランド化勉強会から発展した「三河トコ豚極め隊」」としても出展します。当社はこれの事務局をやっています。試食もやりますのでお近くの方はふるってお越しください。

金曜日は2会場で同時に展示です。掛け持ちはかなり慌ただしいです。まあ、展示会もだいぶ慣れてきたので準備などが要領良くできる分まだマシですが。

農家のITリテラシー

10月も半ばだというのになんかいつまでも暑いですね。こういう天気が続くと、実験圃場に秋に植えた白菜などが病気出やすくなるので心配です。

最近、仕事で農家の方と接する機会が多いです。連絡を取ろうとするとたいてい携帯電話で、メールを使っている人の割合はあまり多くありません。連絡手段としてメールが使えないと結構不便ですね。

農家だけではなく、中小の機械商社とか飼料問屋などでも個人のメールアドレスが無かったりするケースが結構あります。

農家でも今の世の中メールやインターネットは使えた方が便利だと思いますし、パソコンがきちんと使えれば生産管理や経理も出来るようになるわけです。日本社会の競争力を高めるためにも1次産業の情報インフラ整備を行っていく必要があるのではないでしょうか。

こんなこと書くのも自分がネット歴15年のネットジャンキーだからかもしれませんけどね・・。