飼料分析

契約を頂いて受入を行うことになった焼酎カスとポテトスチームピーラー残さ(要はジャガイモの皮です)の分析をしました。焼酎カスは結構どろどろしていたので含水率が低いかなと期待していたのですが、案外含水率が高かったです。
含水率が高いと当然水に近くなっていきますので、飼料としての価値が下がります。できあがりの製品の価値が下がると買取が難しくなります。
結局のところ、穀物の値段が安くその結果配合飼料の価格も安いため、エコフィードはその値段と勝負しなければならなくなり、たいした価格では売れません。みなさん、環境も大事ですのがビジネスはもっと重要ですので。
水分が多いものは買い取りできず、処分費を頂くことが多くなります。
当社では乾燥機の販売も行っています。乾燥を行うことにより、処分費を払っていた廃棄物が飼料という有価物に変わります。お気軽にお問い合わせください。

リキッドフィーディング

今、地元の農協と養豚用のリキッドフィーディングに関する取組を実施しています。
リキッドフィーディングっていうのは、エサを液状にして乳酸菌発酵させ豚に供給する方法です。当社もこの取組でエサの原料供給を行っています。
この取組を通じていろいろと養豚用の飼料について勉強していますが、かなり奥が深いです。エサを変えると肉質に顕著な影響が出ます。
飼料に関する仕事を始めるまでは豚肉の味にそんな差があるとは思わなかったのですが、いろいろ食べ比べると結構違いがあります。本当に美味しい豚肉ってすごく味わい深いです。
当社のお客さん(養豚農家)はみんなしっかりとした技術でとても美味しい豚肉を生産しています。そういうお客さんにエサを販売するのはやりがいがありますね。