仕事柄、いろいろな会社(特に食品関連)の廃棄物を見ます。
以前より思っていたことですが、「経営が良い会社はゴミの量が少ない」傾向にあります。また、分別も行き届いていることが多いです。
知り合いの産廃業者の営業マンもこの意見に賛同してくれました。
さまざまなロス率が少ないために経営がいいと言う側面もあるのでしょうが、思うに廃棄物という通常は気が回りにくい部分まで注意するような管理がしっかりとした会社は経営が良くなるのではないかと思います。廃棄物ってなおざりにされやすい部分ですので。
逆に、経営が厳しい会社では会社の上層部が廃棄物の量を把握していないことが多い気がします。そういう会社は支払の総額だけ気にしていて、廃棄物の量をどうやって削減していくか支払の内訳がどうなっているかは気にしてい無かったりします。
こういう状況を見ると、ISO14000をやる意味って単にゴミを減らすのではなく、きちんとマネージメントしていくってことだよなとあらためて思いしらされますね。
ちなみに私、前職でISOの担当をしていたりします。その頃は大変だったのですが、今になって会社経営に役立っている気がします。