田原ポークのネギ焼き

今年は本当に暑いですね。昨日今日とすこし雲がでているのでかなりマシですが。
堆肥の切り返しをしていると堆肥が熱い上に、ホイルローダーはエンジンの上にシートがあり、背中にラジエターがあるので全身蒸し焼き状態になります。
昨日、お客さんの群類畜産さんと一緒に飲みに行ってきました。行ったのは豊橋の「ねりや花でん」です。ここは、ヤマサのちくわ直営店です。ので、やたらに竹輪が出てきますw
メインはおでんですが、おでんだけではなく刺身なども結構美味しいです。で、こちらでは群類畜産さんのブランド豚「田原ポーク」も食べられます。
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田原ポークのネギ焼き
ネギと良く合っており、酒がすすみます。部位は肩ロースだと思いますが、こういう食べ方にはあっている様に思いますね。

酒粕の飼料化

最近、酒粕の買い取り依頼のお話しをよく頂きます。
私も食品リサイクルの仕事に携わってから知ったことなのですが、酒粕はタンパク質が多いです。15%ぐらいタンパク質を含みます。水分が50%くらいですので、乾物あたりに換算すると30%となります。大豆粕がだいたい45%ぐらいのタンパク質ですので、現物で約1/3くらいのタンパクを含んでいる計算となります。
また、酒粕にはアルコールが含まれています。このため夏場でも悪くなりにくいです。こういったことから飼料として向いていると言えます。
ただ、問題はハンドリングです。今、畜産農家ではほとんど飼料は自動給餌で行われています。自動給餌では細いパイプを使ってエサを送るため、乾いているものでなければエサを送れません。このため、酒粕のような粘性の高いエサを利用できる畜産農家は限られています。
エサとして利用することが可能な未利用資源はたくさんあるのですが、未利用なのにはそれなりに訳があります。未利用資源を活用して食糧自給率を上げるのはなかなかハードルが高いです。