エコフィードのシンポジウム

パソコンのファンがすごい音を出しています。なんか音がすごすぎてイライラするぐらいに。月曜日に電話して早急に交換してもらわないと人間が壊れるかも。

金曜日は名古屋であったエコフィードのシンポジウムに参加しました。現地で某同業の方に「いつもブログ読んでます」と声をかけられました。この頃よくそう言われることがあり、ありがたいことです。業界人以外の受けが悪いのがちょっとなんですが・・。

エコフィードのシンポジウムは勉強になりました。エコフィードの安全に関するガイドラインとかの説明は少々退屈だったのはホントのところですがw

養豚農家の方々(見た目)も参加していましたが、やはりそのあたりの説明は眠そうな感じ(というか寝てました)で聞いてました。ガイドラインでは食品リサイクル資源を給餌した場合は農家でも記録することになっているのですが、まあうちのお客さんで記録しているところは無いですね、ここだけの話。

エコフィードの品質についての説明は参考になりました。やはり、エコフィードで一番問題になるのは酸化したり変質したりした油のようです。当社の取り扱いしている原料は油が少ないものばかりなのですが、一般廃棄物を原料としているところはどうしても油が多くなります。なので、個人的には一般廃棄物を原料として加熱乾燥してエコフィードを作ることには懐疑的です。品質面だけではなく、乾燥はどうしてもコスト高ですし、一般廃棄物は一般に含水率が高いので一層燃料コストもかかります。

ところで、説明中少し気になったことがあります。「配合飼料が50円、エコフィードはその半額の25円」って説明がありましたが、少なくとも愛知県の養豚農家で配合飼料を50円で買っているところはまず無いと思います。エコフィードを使用することが多い肥育後期のステージで、だいたい30円台前半だと思います。エコフィードはよほど品質が高いものでもないと25円では売れません。エコフィードの市況って霞ヶ関の人が考えている以上に厳しいのが現実です。