バームクーヘンの飼料化

今日は出張から帰ってきて一日会社にいて溜まった仕事をこなす・・はずだったのですが何故か朝からばたばたしていて非常に忙しい一日でした。返信しなければいけないメールと作らなければいけない書類が増えてきてTODOリストがこのところいつも一杯です。今日は諦めてブログ書いて寝ます。明日もお客さんの所へ行ったりするので書類作成する時間があんまりないんですよね~。

今日はホームページをみて遠くから養豚農家の方がいらっしゃいました。手土産に豚肉を持ってこられたので、食べるのが楽しみです。私の経験では手土産で自分のところで生産した肉を持ってくる場合は美味しい肉のことが多いですね。私もこの仕事始めてから豚肉の味にはこだわりを持つようになりました。しかし、最近ホームページを見ての問い合わせが本当に増えています。ホームページの更新をがんばっている甲斐があるというものです。

最近始まった仕事にバームクーヘンのリサイクルがあります。バームクーヘンって端はかならず切り落としますので、ロス率が多いです。まあ、少なからずそういうロスが多い種類の製品はありますが、バームクーヘンはいま流行とのことでバームクーヘン工場はこのご時世の割に景気がよかったりします。必然的に廃棄物の量も増える訳です。

ただ、今回の仕事では廃棄されるものですが一応買い取りしています。そんなに大きな工場ではないので、廃棄されるバームクーヘンの量もそんなに多くないので買い取りすると正直あんまり儲かりませんが(運賃の割合が多くなるので)、世間的にバームクーヘンなどは買い取りが多いため相場にあわせて・・って言ったところです。

バームクーヘンはしっとりしていますが、実はあんまり水分量は多くありません。30%程度です。しっとりしているのは油のせいだったりします。油が多いのでエサにはあまり多く混ぜられません。ですが、香りがいいので少し混ぜるとエサの嗜好性があがります。

30%水分が含まれていると、水分活性がそれなりにあるため条件が揃うとカビが生えます。今の時期はよほどいいのですが。カビが生えると当然飼料としての利用が難しいため、水分活性を下げるためバームクーヘンは乾燥をさせることが望ましいです。というわけで、乾燥テストをいろいろしています。今日も乾燥の状況を見ながら移し替え作業をしたりしていたのでおもったより時間が無くなってしまいました。新しい仕事を取る度に手離れが悪いのが悩みの種ですね。