堆肥化施設の見学

土曜日は出張、日曜日はイベントと続き、昨日は現場が忙しくてすっかり更新を怠ってしまいました。今日も現場作業の日なのでちょっと疲れ気味ですが、眠い目をこすりながらブログアップします。

と言う訳で、金曜日、土曜日と「全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会」の総会へ行ってきました。今回は、三重県の堆肥化事業者の有限会社三功さんへ訪問し、その後鳥羽のホテルで懇親会という流れです。

まずは堆肥化施設の見学。他所の堆肥化施設はいろいろと参考になります。堆肥化は同じ原料を違っても作り方で出来上がるものが大きく変わりますし、まして原料が変わると全然別の物が出来上がります。

P6031020

原料の投入の様子です。原料をどうやって投入するか、単純なようでこれが堆肥化施設の作業性を大きく左右します。事業系一般廃棄物などの生ゴミ系の場合、まず運搬方法がいろいろあり、それによって投入方法が決まります。良くあるのがカートでの運搬ですが、カートですと反転機が必要となります。三功さんの場合、写真のコンテナに現地で容器から投入するそうです。これは珍しい方法だと思います。ほかによくあるのはパッカー車(いわゆるゴミ収集車)に生ゴミをそのまま入れて運搬する方法です。後処理は楽ですが、異物混入などがおきやすい欠点もあります。

こちらの工場で一次発酵した後は、別の場所で二次発酵です。

P6031021

副資材にかんなくずを使っているので見た目は木が多いように見えます。かんなくずは通気性を確保するという意味ではよいのですが、吸水性が悪く、分解性が悪いという欠点があります。かんなくずを使うなら、本当は他の副資材と混合した方が発酵が良くなると思いました。

 

で、こちらのプラント見学の後、鳥羽に移動して深夜まで飲み会が続きました。二次会はホテル内のスナック。おねーさんに「ベンチャー企業の社長している」って言ったら、「ベンチャーって何」って言われてしまいました。この会話2回目です。ベンチャー企業って言葉、まだまだ普及していないんでしょうか・・・・。

 

現場も見ることができ、意見交換もいろいろできて有意義な2日間だったのですが、欠点としては喫煙者が多いこと。車の中ではみんな控えているのですが、飲み会の席ではひたすらタバコ。個人的にタバコの臭いが非常に苦手なので閉口しました。帰ってきて、飲み会の時に着ていたシャツを出したら猛烈にタバコ臭い。一生懸命こすり洗いしました ^^; タバコの害がどうこうって言うより、臭いが嫌なだけなんですけどね。

この面では食品リサイクル業界は大きく遅れていると言ってもいいかと思いますw