愛知県の気候と野菜の栽培

今日は実家のそばで当社の肥料の実験を行っている圃場へ行ってきました。今日は寒い1日でしたが、風があまりなかったのが幸いです。
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エンドウです。ちょうどいい大きさに育っています。
今年からこの実家のそばの長久手町と会社の近所のベジモ愛知の畑の片隅の2箇所で実験を行っているのですが、同じ苗を同じ時期に植えてもかなり生育に違いがあることに驚きました。
そら豆は長久手ではちょうどいい大きさになりましたが、豊川ではやや大きく育ちすぎています。そら豆はあまり大きくなると冬の霜でやられてしまいます。それだけではなく、豊川ではアブラムシが大量についているのですが、長久手ではほとんどアブラムシがいません。
コールラビは豊川では収穫時期を迎えてぜんぶ穫りましたが、長久手ではまだまだ収穫まで至りません。
ブロッコリーは豊川ではすでに花序が育ちつつありますが、長久手ではまったく影が見当たりません。
 
これらの原因は色々あるのでしょうが、一番大きな要因として同じ愛知県でも尾張の奥と東三河では相当気候が違うことが原因と思われます。当たり前ですが、農業はその地域の気候をよく見極めて栽培を行う必要があると言うことがわかりました。生き物相手ってホントに奥が深いですね。