廃棄物の定義

昨日今日と移動時間が多かったです。電車に乗ると異常に眠くなりますね。昨日は5時間ぐらい電車に乗っていたのですが、3時間ぐらい寝ていました。

今日は異業種交流会(と言う名前の宴会)に出席しました。そこで廃棄物関連についての訴訟も扱っている弁護士の先生に会いました。同年代ということもあり、話が盛り上がりました。特に、廃掃法の曖昧さについて熱く?語り合いました。

以前から書いていますが、廃掃法は非常に曖昧で行政の担当者による判断による部分が多くなっています。だから廃掃法違反で逮捕されても不起訴になる事例が多いのかなと思います。県警では判断が付かない部分が多いのではないでしょうか。

今日も話題になったのが、そもそも廃掃法の対象とする「廃棄物」の定義が曖昧だと言うことです。廃棄物の定義は「総合判断説」なるもので決まるわけですが、要は「ゴミっぽいものはゴミ」ぐらいの話で、実に適当ですね。廃棄物を扱うと、「廃棄物とはなんぞや」から始めなければいけないわけです。ほとんど禅問答哲学書の世界ですね。

一応、愛知県の廃棄物担当者に聞くと、「運賃を含めて完全に有価になっていれば廃棄物と見なさない。」と言います。つまり、排出事業者が運賃も含めて費用負担していなければ有価物と判断してよいという見解です。「わざわざ自分で運賃を負担して取りに行ったものを不法投棄する人はそんなにいないでしょう」ってことだと思います。

当社は結構買い取りしたり無償引き取りするケースも多いのですが、排出事業者によっては県の見解だけでは満足せずに完全に有価であることを証明するために覚書、契約書をお願いされるケースが多いです。契約書だけでしたらいいのですが、わずかでもお金を付けて欲しいと言われ1kg0.1円とかで買取する場合もあります。まあ、お金を払うのは別段いいのですが、なんか伝票のやりとりと支払がめんどくさくてちょっと煩わしいですね。

世の中色々曖昧な部分はたくさんありますが、廃棄物関連の場合行政処分や刑事事件に繋がるケースもあるので問題です。廃棄物行政はもっと明確にして欲しいものです。

アスクルでの名刺作成

最近、日が本当に短くなりました。夕方仕事をしていると暗くて作業効率が落ちます。照明を増設しようか悩み中です。

この頃、展示会や異業種交流会などに参加する機会が多く、名刺の消費量が増えています。200枚刷っても2ヶ月持たないですね。名刺を配ってたくさんもらうのはいいのですが、記憶力が悪いので人の名前を覚えられません。名刺ファイルも一杯になって名刺を探すのも一苦労です。スキャナと名刺の管理ソフトを買おうかどうか真剣に検討中です。

ちなみに、私の名刺の印刷はアスクルで頼んでいます。IT関連の人や印刷屋さんも案外知らないのですが、アスクルの名刺印刷はよくできています。Ajaxっていう仕組みを使い、WEBブラウザの中で自分で画面を出来ながらデザインを出来ます。画面上で確認したものがそのまま印刷される仕組みです。

いろんな名刺印刷の通販サイトがありますが、だいたいはFAXかイラストレーター形式でのデータ入稿なんですよね。FAXだと間違いが多いし、イラストレーターは持っていない、ということでアスクルで頼んでいます。WEB上で自分でデザインするため、納得がいくまで修正できますし、なによりデザインしたものがそのままデータ入稿となるため印刷の仕上がりが早いです。ただ、問題は価格がちょっと高いという点です。印鑑ですとWEB上でプレビューできるサイトはかなりあるのですが、名刺はアスクル以外に自分は知らないので、アスクルに頼まざる得ないという状況です。

自分はそこそこデザインはできるので、こういう仕組みはありがたいですが、印刷屋さんはこれではあがったりですよね。昔はインクジェットプリンタでしこしこと印刷していたのですが、手間を考えるとアスクルの方がお得です。

未だに、かなり大きな会社の人からもらった名刺がミシン目ついたインクジェット印刷のもののことがあり驚くことがありますね。

Pc080808

印刷の品質も印刷屋さんが感心していました。

聖護院大根とブロッコリー

昨日は実家のそばでやっている実験圃場(家庭菜園とも言う)へ行ってきました。冬になって野菜がぐっと美味しくなる時期です。

Dsc00165 カリフラワーの収穫も間近

Dsc00171 そら豆も大きくなってきました。

そら豆は実は播く時期が微妙に遅くて生育が遅れていました。このままでは芽が出ないうちに寒くなってしまう!と思い苗キャップをかぶせておいたら効果てきめん、すっかり大きくなりました。

Dsc00175 ブロッコリーは収穫時期になってきました

Dsc00179 これは蕪にあらず、聖護院大根です。

聖護院大根は普通の大根よりも柔らかくよく味がしみます。食感もすこし蕪に近い感じですが、香りは大根ですね。

ちなみに、家庭菜園は100%当社の肥料だけを使って育てています。(石灰は入れていますが)有機100%で、無農薬栽培です。

と言うわけで、お店のURL貼っておきます。宣伝ですw

http://www.midori-oyayubi.com/

プリンタの修理

今週末は比較的のんびりしています。在宅でデスクワークをする予定。

この前、産業廃棄物のマニフェストを印刷していました。そしたらどうも印字が薄いです。マニフェストは7枚複写の用紙で、カーボンで複写するためにドットインパクトプリンタで印刷します。ドットインパクトプリンタはリボンを繰り返し利用して印字はだんだん薄くなっていくのですが、なんか突然薄くなっていました。

リボンカセットを取り外して見てみたところ、どうもリボンの送りがうまくいっていない様子。リボンカセットを分解してみたら、リボンが詰まっていました。リボンを通しなおしたらうまく印刷できるようになりました。前職では会社のシステム管理の仕事もしていたので、パソコンやプリンタの修理を結構していました。おかげでこの程度のことならだいたい対応できるように。以前はパソコンも自作していましたし。最近は自作よりもDELLのほうが安いので作ることもなくなりましたが。

そもそも、このプリンタはYahoo!オークションで買った中古の安物ですのでやはりいろいろと不具合があります。ドットインパクトプリンタは新品買うと結構高いので、当社のように使用頻度が低い場合ちょっともったいないので中古にしています。2年ごとぐらいに買い換えたとしても新品買うより全然安かったりします。

そもそも、いまどきドットインパクトプリンタを使わないといけないのがとても不満ですね。電子マニフェストなるものもあるのですが、システムが使いにくくて当社の取引先はどこも使用していません。普通はだいたい紙ベースのものを電子媒体に変更すると使いやすくなるものなんですけどね。

食味試験

今日はひまわり農協でリキッドフィーディングの打合せがありました。今回のプロジェクトでは愛知県農業試験場で比較試験を行っているのですが、今日は食味試験でその肉の比較テストをしました。

ブラインドテストだったのですが、私は野菜を混ぜたエサの処理区のほうが美味しいと思いました。

ただ、どちらも美味しかったです。他の人も言っていたのですが、最近の国産豚肉は全体的に美味しいですね。たまにいまいちなのもありますが。BSEの影響や、魚粉の高騰で植物質の飼料原料の割合が多いこと、生産農家のレベルが上がっていることなどが理由かと思います。肉の臭みがすくないですね。

あと、豚肉を美味しいく食べるコツがあります。やっぱり一番は加熱しすぎないことです。火がぎりぎり通ったぐらいが美味しいですよ。焼きすぎるとどんな肉もいまいちになってしまいます。

三河トコ豚極め隊でFOODEXに出展!

先日、このブログにも時々話題にしている三河トコ豚極め隊の総会がありました。三河地区の養豚生産者とその関係者の集まりで、今流行の6次産業化みたいなことを勉強しています。

その総会でFOODEXに出展することが決まりました。FOODEXは幕張である食品関連の一大イベントです。出展するのは色々と大変だと思いますが、がんばりたいと思います。最近、このブログに「三河トコ豚極め隊」でアクセスされる方がちょくちょく見えるのでホームページも早急に作る予定です。

TPPなど、農業を取り巻く環境は不透明で厳しさを増しています。でも、がんばっている生産者をみると、商売抜きで何とかお手伝いしたいと思います。ホント言うと自分の会社も人を手伝うほどの余裕はあまりないんですけどね。元々農学部と言うこともあり、自分はやっぱり農業が好きなんだと思いますね。

展示会

金曜日、土曜日は豊橋の展示会に出展していました。

展示会、現在はとりあえず出せるものは全部出しています。効果が上がるもの、上がらないものいろいろありますが。この前のは正直言っていまいちでしたが、両隣のブースの人たちと仲良くなったり、知り合いが来て話をしたりといったことはありました。まあ、出展料を払い2日拘束されるので1件ぐらいは新規顧客を取れればいいのですが、なかなかそう簡単にはいきませんね。

しかし、出展をしていると案外消費者のお客さんが食品リサイクルに関心を持っていることに驚きます。日本人はやっぱり「もったいない」という意識が強いのかもしれませんね。

来月末にも名古屋市内で展示会出展の予定です。12月も前半はだいぶ予定が埋まってきました。

大型免許

先日、免許の更新に行ってきました。ゴールド免許なので5年ぶりです。最近はICカードの免許証になっているんですね。なんか利権の香りがぷんぷんしますが。

私は大型自動車の免許も持っているので、免許の更新時には深視力検査もあります。深視力検査というのは遠近感がちゃんとわかるかというものですが、結構難しいです。今回は一発合格でしたが、最初に免許取ったときには何回もやり直しました。もっとも、大型免許を持っているものの、普段は2トン車までしか運転しないので今10トン車運転しろと言われたら多分無理ですね。

リサイクル業界といっても、コストの多くを運搬コストが占めています。その割には運搬業者はあんまり大型車の運転やフォークリフトの荷役作業が上手くない運転手が多いですね。その点、ホントの運送屋はやはり運転が上手い人が多い。私もフォークリフトはそんなに上手い方ではありませんが、当社に出入りするドライバー達と比較するとまずまずかと思っています。社長の中でフォークリフトの競技したら上位に入るとは思いますが[E:sweat01]

静岡県への産業廃棄物搬入

最近思うのですが、このブログちょっと業界ネタに走りすぎているかもしれませんね。業界人には非常に受けがいいのですが、それ以外の人からはちょっと・・。まあ、「本音のリサイクル」ですので勘弁してください。

今日は静岡県の産業廃棄物行政に関する話題です。

当社では食品リサイクルを行っていますが、それに伴ってプラスチックの容器や包装が廃棄物として発生します。今までは焼却処理していたのですが、リサイクルした方がコストが下がりますし良質なポリエチレンを燃やすのももったいないのでマテリアルリサイクルすることにしました。具体的には、洗浄を行い破砕をします。とはいえ、洗うのは簡単ではないので洗う機械を持っている知り合いの産廃業者に委託することにしました。

で、その業者が静岡県なので、静岡県に県外廃棄物搬入届を出すことに。今、多くの都道府県では条例などにより県外の廃棄物を処理のため持ち込む場合には届出を出す必要があります。愛知県にもこのような条例がありますが、愛知県と静岡県の一番の違いは静岡の場合届出を排出事業者が直接出さなければいけないということです。

つまり、他府県の排出事業者が静岡県の産廃業者に処理を委託する場合、届出を静岡県の行政庁(静岡県の場合保健所)に持参しなければいけないのです。愛知県の場合、この書類は代理人の提出など認められています。

よほど価格的にメリットがある場合はともかく、普通は廃棄物の処理を委託するためにわざわざ書類を持っていこうなんて言う酔狂な排出事業者は多くありません。ので、静岡県に持ち込まれる産業廃棄物の量は非常に少なくなっています。逆に、静岡県から愛知県へ持ち込まれる産業廃棄物の量は逆の流れに比べて数倍になっています。

廃棄物は出来るだけ発生した場所で処理した方がいいのは確かですが、愛知と静岡は交通の便もいいですし処理施設によって得手不得手もあります。一方的に持ち込みに関して障壁をつくるのはおかしいですね。もし、発生現場での処理を謳うのでしたら、静岡県として愛知県へ廃棄物の流出に関する規制をかけるべきです。それを行わずして持ち込み規制をかけるのは単なる地域エゴだと思いますね。各県がこのようなことをやり出すと排出事業者が負担する処理のコストがあがりますしリサイクルにも逆行するだけだと思います・・・。

全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会の総会

金曜日は東京であった全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会の総会に出席してきました。しかし、長い名前ですね・・。

全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会というのは食品リサイクルをしている業者の集まりです。食品リサイクルをしている業者の登録制度があり、基本的に登録している会社が会員となっています。当社はまだ未登録ですので、賛助会員として参加しています。

ですが、実はちょっと前の用事があり大幅に遅刻して実質懇親会だけになってしまいました。はるばる東京まで繰り出してちょっともったいない感じですが。一応、質問として「市町村の廃棄物の焼却処理価格が安いからリサイクルが進まないのではないか」って言っておきました。

金曜日は朝は一宮のお客さんのところ→愛知県庁→東京と移動時間が長くて疲れました。しかも、帰りの新幹線が座れなくて東京→豊橋立って帰ってきました。いや、疲れました。