フレコンバッグ

今日はよく晴れていたので暑かったですね。でも、日が短くなってきてだんだん夏の終わりを感じます。東三河は名古屋よりもだいぶ涼しいですが、それでも今日は暑くてお茶を2Lくらい飲みました。

飼料の保管、運搬によくフレコンバッグ(フレキシブルコンテナ)を使います。なお、飼料業界ではトランスバックと言うことの方が多いです。

フレコンは

・安価

・丈夫

・使わないときはたたんで小さくできる

などのメリットがありますが、慣れないと充填するのが難しいという欠点があります。

当社でも充填作業を行っていますが、お客様のところで充填してもらうこともあります。実物できちんと説明をしておかないと、うまくいかず偏ったりして結構大変なことに(ホントに)なるんですよね。一度偏って入ってしまうとフレコンが斜めになってどうにもこうにも収拾が付かなくなります。言葉でうまく言い表せないですが、経験するとよくわかります。

にしても、容器にはホントにいつも苦労しています。

三河湾の水質

台風の影響で午前中は大雨でした。今年は暑い暑いと言われていますが、最近は結構すっきりしない天気が続きます。平成6年の大渇水の時は大学生で名古屋にいたのですが、あのとき名古屋ではたしか1月以上1滴も雨が降りませんでした。本当に暑かった覚えがあります。
それよりもその当時自分の部屋にエアコンがなかったことが今思うと驚異的です。ま、その後もエアコン無しで暮らしてきて結婚するまでエアコンとは無縁でした。
暑いのと、海が近くなったので今年はよく海水浴へ行きました。自宅から40分ぐらいで行けるのでお気軽です。この前、三河湾にある某海水浴場へ行ったところ、緑色に濁っており透明度が非常に低くて驚きました。もっとも、おなじところに2週間後に行ったらかなり透明度が高かったので一時的なものではあるようですが。透明度が低かったのはおそらくプランクトンの発生が原因です。三河湾は閉鎖性水域であり、富栄養化が進んでいます。この原因の1つに当社のお客さんも含めた畜産農家があることは間違いないです。
日本の畜産は海外からの飼料に全面的に頼っており、豚ではカロリーベースでの飼料自給率は10%以下です。海外からエサが入ってくると言うことは、餌の成分である窒素、リンも持ち込まれている訳です。マテリアルフローを見ると、日本は海外から全く窒素肥料を輸入しなくても家畜の糞尿ですべて肥料はまかなえます。現状では肥料も輸入しているわけですので、家畜糞尿と人間の糞尿の分は余剰となり水質汚濁の原因となっているわけです。
畜産農家では糞尿処理に大変苦労しており、多大なコストをかけています。食糧自給率が100%となれば、理論上家畜ふん尿をすべて耕地還元して水域への流出が無くなるわけです。
ただ、輸入の穀物は非常に安く、飼料の国産化は非常に厳しいものがあります。この状況が変わるのは食糧危機が本当に起きない限り難しいのではないかと思います。食糧自給率を挙げるために様々な「施策」が行われていますが、日本の農業のビジネスモデルを根底から変えなければ食糧自給率が上がることは無いでしょう。

お盆休み

今日は久しぶりに晴れ間がのぞいてました。まだまだ晴れると暑いですね。
世間ではお盆休みの会社も多いようです。工場は工業団地の中にあるのですが、自動車関連のところは休みでした。しかし、当社はお盆も営業します。一応、14日、15日はお休みですが。
当社のお客様である食品メーカー、畜産農家ともに休みがありません。必然的に当社も休みが無くなるわけです。
今日は愛西市のお客様のところまで出かけたのですが、途中高速がかなり混んでいました。「世間は休みなんだなぁ~」と痛感した次第です。
しかし、高速がいくら安くなったからといっても、私はこう渋滞していると車で出かける気がうせますが世間のお父さんたちはよく頑張って渋滞の中にいるものだと感心します。距離を走るのは平気なので以前は佐賀の実家まで1人で運転して帰ったのですが、今の渋滞状況を見るととても車で帰る気にならないですね。仕事で出かけるのも相当苦痛です。
個人的に高速道路無償化は大筋賛成ですが、渋滞する区間は渋滞しない程度の価格設定をして欲しいものだと思います。お盆や連休は逆に高くした方がいいのではないかと思いますね。

電気工事

立秋を過ぎたとたん、秋っぽい天気が続いています。二十四節気って良くできていると感心します。

ただ、天気ははっきりしないのですが蒸し暑いことは変わらず。毎日汗だくです。

昨日は休日出勤して工場の電気工事をしていました。普段使い慣れない電線(CV14sq)なのでいろいろと苦労して、結局予定した作業が終わらず。困ったものです。

電線を通すために工場の壁に登っていたのですが、上の方はとにかく暑い。風も抜けないから汗とホコリで大変でした。電気工事業の方の苦労がよくわかります。

前職でも実験のための電気工事などをよくやっていたのですが、その頃は電気工事士を持っていなかったので今思うとかなり適当な素人工事でした。工事中よく感電しましたし。電気工事をするなら電気工事士は法律の問題だけではなく持っていた方がいいですね。

ちなみに、2ヶ月くらい前にも200Vで感電していたりします。感電はあんまりシャレにならないので気をつけます[E:sweat01]

田原ポークのネギ焼き

今年は本当に暑いですね。昨日今日とすこし雲がでているのでかなりマシですが。
堆肥の切り返しをしていると堆肥が熱い上に、ホイルローダーはエンジンの上にシートがあり、背中にラジエターがあるので全身蒸し焼き状態になります。
昨日、お客さんの群類畜産さんと一緒に飲みに行ってきました。行ったのは豊橋の「ねりや花でん」です。ここは、ヤマサのちくわ直営店です。ので、やたらに竹輪が出てきますw
メインはおでんですが、おでんだけではなく刺身なども結構美味しいです。で、こちらでは群類畜産さんのブランド豚「田原ポーク」も食べられます。
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田原ポークのネギ焼き
ネギと良く合っており、酒がすすみます。部位は肩ロースだと思いますが、こういう食べ方にはあっている様に思いますね。

酒粕の飼料化

最近、酒粕の買い取り依頼のお話しをよく頂きます。
私も食品リサイクルの仕事に携わってから知ったことなのですが、酒粕はタンパク質が多いです。15%ぐらいタンパク質を含みます。水分が50%くらいですので、乾物あたりに換算すると30%となります。大豆粕がだいたい45%ぐらいのタンパク質ですので、現物で約1/3くらいのタンパクを含んでいる計算となります。
また、酒粕にはアルコールが含まれています。このため夏場でも悪くなりにくいです。こういったことから飼料として向いていると言えます。
ただ、問題はハンドリングです。今、畜産農家ではほとんど飼料は自動給餌で行われています。自動給餌では細いパイプを使ってエサを送るため、乾いているものでなければエサを送れません。このため、酒粕のような粘性の高いエサを利用できる畜産農家は限られています。
エサとして利用することが可能な未利用資源はたくさんあるのですが、未利用なのにはそれなりに訳があります。未利用資源を活用して食糧自給率を上げるのはなかなかハードルが高いです。

肥料の分析

土曜日の農作業がたたったのか、腰を痛めました。湿布で療養していますが、結構ぴりぴり来ています。腰痛とは10年来のつきあいです。油断するとダメですね。
先日、農水省(の出先機関)の立ち入り検査がありました。当社の肥料は「普通肥料」という区分になります。汚泥等が入った発酵肥料は普通肥料になるのですが、普通肥料は色々と厳しく規定されています。その一環で、立ち入り検査があります。立ち入り検査では書類のチェックだけでなく、現物のサンプリングおよび分析も実施されます。
先週、その分析結果が送付されてきました。重金属等の有害物質はすべて問題なし。良かったです。表示値は若干の誤差有り。どうしても全数分析しているわけではないので多少の誤差は出てしまいます。極端に違うと問題ですが、今回は約15%程度の誤差でしたので許容範囲です。やはり発酵肥料ではこれぐらいの誤差は出てしまいますね。

トウモロコシの収穫

ホントに暑い日が続きますね。今朝、会社へ行ったらFAXがエラー表示。何かと思ったら「コウオン ドウサハンイガイ」とか出ていました。FAX君も夏ばてのようです。しかし、FAXが動かないのは激しく困るんですが・・・。
この暑い中、今日は名大農場で実験をしているトウモロコシの収穫でした。麦わら帽子とアクエリアスのペットボトルで完全武装して行きましたが、やはり暑い。
Imgp3359たわわに実っています。
当社の堆肥の処理区はいつものようにまずまずの生育でした。
収穫したトウモロコシは収量調査を行います。
Imgp3364
私が学生の頃から続いている実験なのですが、学生の頃(15年くらい前)に比べて女性と留学生が増えました。インターナショナルな雰囲気です。英会話苦手なのでなかなかコミュニケーションがはかれないのが残念ですが。
しかし、学生は半袖のTシャツで元気だと感心します。日に焼くと疲れるし、そろそろシミが気になる年頃なので(嘘)、私は長袖で完全防備です。

廃棄物の特性

今日は柿農家を訪問しました。農学部で果樹そ菜園芸学(だったと思う)っていう授業があり、楽しかった覚えがありますが、すっかり内容は忘れていたりします。果樹園で話をしていて学生の頃習ったことを少し思い出しました。
しかし、今日は外に出るにはいささか暑すぎますね。夜になって少し元気が出てきましたが、昼間は意識が朦朧としていました。暑いのはホントに苦手です。
先日、こんなニュースを発見しました。
産廃数千トン放置長期化 代表者は行方不明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000017-khk-l04
こういうニュースがある度に廃棄物業者に対する信頼が損なわれるのが残念です。ほとんどの廃棄物はきちんと処理されているのですが・・。
ところで、廃棄物業者が倒産したりする場合、だいたい廃棄物をためたままの状態で終わります。普通の会社でしたら倒産したり夜逃げしたりすると会社が抜け殻になっていたりするのですが、廃棄物の場合逆です。
これは、廃棄物の処理は通常受入の際にお金をもらいます。その処理を行った後、多くはまた費用を払って埋立てや焼却などの処理を行います。つまり、受入を行った状態では負債が発生している訳です。負債が払えなくなると廃棄物を貯めたままつぶれてしまうということです。
廃棄物の許可が厳しい理由はここにあります。受入を行うだけ行って放置すればお金が浮くわけです。このため、廃棄物の許可では廃棄物保管の量をかなりこまかくチェックされることとなるわけです。
当社も廃棄物扱いとなるものを受け入れしていますが、当社の場合完全リサイクルなので出来上がったものは全て売れる(=費用が発生しない)ものとなります。ので、貯め込むメリットが無いのでどんどん出荷することになります。一般的な廃棄物業者とはそのあたりが大きく異なる点です。食品リサイクル業界では出来上がったものが全て有価物というのは一般的ですが、実は廃棄物業界では特異な存在だったりします。