名大附属農場収穫調査

最近寒い日が続きます。事務所が寒いので現場で体を動かしています[E:sweat02]
先日、名古屋大学附属農場で実験している白菜の収穫調査を行いました。
今年は各処理区で根こぶ病が大発生して、当社の堆肥の実験区もかなりの被害でした。
連作をしていること、秋が暖かかったことが影響していると思います。
とはいえ、化成肥料を使った処理区よりは収量が多かったのでよかったよかったと言うところです。
個人的には有機肥料を使う一番のメリットは病気が少なくなることだと思います。
農薬も必要だとは思いますが、少ないに越したことはない・・というのが私の思いです。
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製品(堆肥)の試験のために小さな圃場があります。今日はそこで白菜を収穫してきました。
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かなり巨大な白菜です。
今日は他にも芽キャベツ、ブロッコリーを収穫してきました。どれもとても美味しいです。
ただ、当社の肥料がいいというよりも、正直言って穫れたてっていうのが一番大きいかなと思います。

堆肥づくり

今日は堆肥の仕込みをしていました。
当社の肥料は汚泥を発酵させて作ります。しかし、汚泥っていうのはかなり肥料化しにくいんです。
水分が多い
圧密しやすい
粘性が高い
カロリーが不足して温度が上がりにくい
炭素窒素比が低すぎ、アンモニアが揮散しやすい
等々
そのあたりの対応は当社のノウハウですが、基本的にはカロリー源と空隙を作る副資材を利用しています。堆肥作りは材料選びで半分以上決まると言っても良いです。
なお、汚泥を原料に作った肥料は堆肥と言っても有機肥料的な性状になります。やりすぎにご注意ください。