もくもくファーム

今日も暑かったですね。暑いのが苦手なのでへばっています。車に乗っているだけで汗がしっとり。
今日は三重のもくもくファームへ行ってきました。ご存じの方も多いと思いますが、ここは体験農場、レストラン等の複合施設です。この手の施設の中ではとても成功している事例だと思います。
仕事で行ってきたのですが、ついでにミニ豚のショーを見てきました。
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豚って本当は結構賢いんですよね。うちのお客さんの話だとちゃんと人を見分けるそうです。
しかし、ミニブタと言っても結構大きいです。家ではちょっと飼えないかなぁ。ま、普通の豚はまともにエサをやると300kgぐらいまでなるので、それに比べれば全然かわいいものですが。
にしても今日は遠出したのでちょっと疲れました。車の運転は一日5時間ぐらいなら苦にならないのですが、運転していても車降りても、とにかく暑くって・・。

ITリテラシー

今日は少し残業をしています。家が近くなったので残業するときの気分が楽になりました。
ただ、工場の周りは自然が豊かなので、残業をしているといろんな虫が事務所の周りに寄ってくるのが欠点ですw
最近、イーモバイルを導入したことは以前書きましたが、外出先でもネット接続できるのはやはり便利です。当社ではIOデータのいわゆるNASと言われる簡易サーバーが置いてあるのですが、この中の機能で外部のネットからサーバーにアクセスできる機能があります。つまり、ネットさえ接続できていたら会社のサーバーにアクセスできるわけです。
もちろんお金さえかければそんなに難しいことではないのですが、固定IPアドレスをもたない当社でほとんどコストかけずにできるのはありがたいものです。
学生の頃(約20年前)からパソコンに触れて、前職でもITの管理をずっとやってきたのですが、ネットワーク関係では本当に進歩を感じます。会社に入った頃は満足にファイルサーバーもなく、しばらくして導入されたサーバーのHDD容量はたしか数十メガだったと思います。隔世の感ですね。ちなみに、ファイルサーバーのOSはNetwareでした。今、Netwareって言ってもわかる人が少ないと思いますが、当時はデファクトだったんですよね~。
ところで、産廃業界や飼料問屋は零細企業が多いです。この業界に限ったことではないのでしょうが、零細企業はITリテラシーが低いことが多いですね。メールアドレスが無かったり、ホームページが無かったり、ファイルサーバーすら無かったり。
私が大学出て会社に入ったころ、「ファイルサーバーがあるとこんなに便利」みたいな本がよく売られていた記憶があります。それから20年近く経ってもファイルサーバーの導入メリットが広く知らしめられているとは思えないですね。
情報化システムは企業の発展においてもはや欠かすことができないものですが、「情報化によって何が出来るのか」が理解されがたいところに難しさがあると思います。私もこのあたり前職でだいぶ苦労したところです。出来てしまえば良く理解してもらえるのですが。

定期報告書

今日は本当に蒸し暑いです。休日出勤をして堆肥の切り返しをしていたのですが、結構汗かきます。
ま、梅雨明けするともっと汗だくで切り返しの度に2Lぐらいお茶を飲むことになるのですが。
午後は書類作成をしていました。産業廃棄物処分業を行っていると、1年間にどれくらい処理したかを県に報告する必要があり、締め切り間近にばたばたとまとめています。
本当はきちんとデータベースで管理した方がいいのですが、当社の規模だとまだExcelでなんとか処理できるレベルなので、いまだに人力処理しています。市販のマニフェスト管理ソフトもいろいろあるのですが、どうもいまいち使いにくい上に高くて悩みどころです。
ところで、産業廃棄物を排出する事業者もマニフェストの発行枚数を報告する義務があります。また、食品廃棄物を年間100トン以上排出する事業者も食品廃棄物の排出量を報告する必要があります。でも、実は結構報告されていないケースが多いと思われます。
廃棄物を出しているかどうかって、報告書をうける側も報告書が出されなければ知るよしも無いわけです。そんな報告義務があるって言うのも廃棄物業者が教えなければ知らない状態で、知らなければ出すこともない・・。
そんな状態かと思われます。
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にしても、報告書を紙で出させて担当者はどうやって処理しているんでしょうね。このIT社会において恐ろしく非効率的だと思うのですが。なんか各種報告書の定型データフォーマットを国なりが定めた方がいいと思うのですが。

ボサノバ

いよいよ蒸し暑くなってきましたね。暑くなってくるとボサノバを聴きたくなります。

小野リサの「彼女はカリオカ」です。↓

カルロスジョビンのオリジナルも好きですが、小野リサのバージョンはすばらしいですね。

梅雨の中、つかの間の雨上がりの夕焼けを眺めながら聴くとアンニュイな気分になりますね。

車の臭い

ちょっと更新を行っていました。今週は出かけることが割に多く少しばたばたしていました。
最近、同業のところへ行く機会が増えました。狭い業界ですので少々仕事がやりにくくもあり、良さもあり。
お客さんのところへ行く機会も多いのですが、その際にサンプルを持って帰ることが多いです。この頃は醸造系のお客さんが多いので、味噌、醤油、酒粕の類が割に多いです。車に積むと車の中が醤油の香りで充満します。そんなに悪い香りではないのですが、いかんせん営業車兼自家用車なので少し問題があったりします。
醤油粕を取り扱うようになって知ったんですが、醤油粕って案外塩分が低いです。味噌の方がずっと高いです。醤油粕って塩分もそれほど高くなくタンパクも多く、お手頃な価格で提供できるんですが、思った以上に畜産農家の方は興味を示されないことが多いです。もっとも人気がないので値段が安いという側面もあるのですが・・。

逆有償とは

最近蒸し暑い日々が続きます。暑いと、ビールの消費量がふえるという問題がありますね。
今日は逆有償の話です。
最近、人に逆有償について説明する機会があり、案外みなさん理解できていない部分があるようですのですこしまとめてみたいと思います。
いくつかのパターンを挙げてみます。
1.排出業者が運搬費、処分費相当額を運搬・処分業者に払う場合。
これは完全に廃棄物と見なされます。
2.排出業者が運搬費を負担するが、処分業者は購入する場合。(運賃>購入費:運搬業者と処分業者が同一)
これが一番一般的に言われる「逆有償」です。見かけ上購入しているように見えますが、実は実質的には処分費用を払っている状態になっています。運賃ですと目立つので広告宣伝費としたり迂回して支払ったりというやり方で処理していることも。
3.排出業者が運搬費を負担するが、処分業者は購入する場合。(運賃>購入費:運搬業者と処分業者が別)
2と似ていますが、処分業者がお金を受け取ることがないのが大きく異なります。つまり、処分業者は受け入れたものを不法投棄しても儲からないと言うことになります。ので、環境省としてはこのパターンは廃棄物処分業の許可を不要という判断をしています。(通達有り)しかし、行政によっては認めないケースもあるのが難しいところ。
4.排出業者が運搬費を負担するが、処分業者は購入する場合。(運賃<購入費:運搬業者と処分業者が別)
これは一見完全な有価物の取引のように見えますが、排出業者が運搬の手配をしたりすると紛らわしいことになります。このような場合、引き取りの手配は処分業者が行い、排出業者は一時的にもお金を負担することがない方がよりクリアであると言えるでしょう。
当社の扱っているものはリサイクルすると言ってもなかなか買取までは難しく、買い取りしてもわずかな金額にしかならないケースが多いです。当社の場合、廃棄物処分業の許可がありますので問題になりそうなときは廃棄物扱いにします。廃棄物処分業の許可がないところに販売する場合は注意する必要があるでしょう。

全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会

今日は東京(正確には神奈川)へ出張でした。とりあえずのところ、今日は東京も暑くて大変でした・・・。
全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会なるものに最近参加したのですが、小田急フードエコロジーセンターにて見学会、総会があったので参加したした次第です。
施設見学のほうは既に小田急訪問は3回目なのでまあ何ですが、その中で様々な意見交換ができたのは良かったと思います。
P6170385小田急フードエコロジーセンター
P6170384昼食もエコフィードで育てた豚肉です
ところで、最近イーモバイルを導入したので勇んで出張に持っていったのですが、新幹線のトンネル内入らないんですね。ソフトバンクですら入るのに。何とか改善して欲しいものです。
もっとも、帰りはビール飲んで爆睡していたので、つながらなくても関係無かったわけですがw
なんでか出張するとビール飲みたくなるんですよね・・。

リキッドフィーディングの発酵

最近暑くなってきました。堆肥の切り返しをしていると暑くてぼーっとしてしまいます。発酵槽を区切っている擁壁にごつって・・。危ないです。
暑くなると飼料の方にも影響が出ます。当社で扱っているリキッドフィーディング向け飼料は水分が多いものが多く、発酵がかなり進みます。発酵が急激に起こるため発泡したりして扱いが悪くなります。飼料としては問題ないのですが、ハンドリングがわるくなるのはいろいろと問題が多いです。
発酵の原因は酵母です。酵母発酵が急激に起きないように酸を添加してpHを制御しているのですが、コントロールが難しいです。添加量が多すぎると飼料としての嗜好性が下がるということもありますが、なによりもコスト高というのが大きいです。以前より再三書いているように、リキッドフィーディングは液体のため乾物に換算してコスト計算しないといけないです。通常は20%程度の乾物割合なので、乾物換算すると5倍。1円のコストアップが5倍になって効いてきます。
学生から前職、今の仕事とずっと微生物相手ですが、微生物フローラのコントロールに関してはいつも苦労していますね。

展示会

昨日は名駅で展示会がありました。写真を撮ろうと思ったのですが、1人でやっていたので写真を撮れずじまいでした。
展示会では引き合いはいろいろあるのですが、なかなかうまくマッチする案件が少ないです。1件でも成約できる案件があれば良いのですが・・。
最近暑くなってきたので、なんかロックなライブに行きたい気分です。なかなか行く暇もないので、とりあえずyoutubeでも見て・・。

キザイア・ジョーンズのライブ、一度でいいから行ってみたいものです。
ホントはリキッドサンシャインという曲の動画探していたのですが見つからず。最近リキッドフィーディングネタがおおいからというしょうもないオヤジギャグな理由なんですが・・。

事業系一般廃棄物と産業廃棄物の区別

会社の近所に引っ越してきて10日ほど経ちました。久しぶりの田舎暮らしです。夜、家の周りがすごい静かです。もっとも、うちのマンションは我が家以外みんな小さな子供が居るのでかなり賑やかなのは想定外でしたが・・。
先日より何回か書いている事業系一般廃棄物の区別の件で、中日新聞にちょっと気になる記事が載っていました。
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春日井で「事業ごみ」排出量激減 不法投棄防止へ監視強化
オフィスや商店から出る「事業ごみ」の排出量が春日井市内で激減し、2009年度はピークだった07年度に比べて半分以下となった。背景にあるのは、事業ごみを受け入れている市の処理施設の監視強化だ。専門業者に任せるべき産業廃棄物を混ぜ込み、処理費用を安く済ます-といった不法投棄事件が昨年相次いだことを受け、市が取り組んだ再発防止策が功を奏したとみられる。
中日新聞 2010年6月6日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100606/CK2010060602000023.html
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事の発端は1年前。おから(産業廃棄物)を春日井市のクリーンセンターへ一般廃棄物として持ち込んで何度か警告を受けていた業者が逮捕されるという事件がありました。なぜか不起訴処分になったらしいですが・・。
この後、クリーンセンターでの持ち込みを厳しくした模様です。
ただ、産業廃棄物と一般廃棄物の区別は微妙な部分があります。食品製造業から排出される動植物性残さは産業廃棄物。ので、豆腐屋さんから出るおからは産業廃棄物。小売り業であるスーパーで売れ残ったおからは一般廃棄物。じゃ、豆腐屋さんが豆腐を小売りしたらおからは一般廃棄物になるんでしょうか?
全く同じ廃棄物が出る場所によって処理が変わるというのもおかしな話です。また、この区別は市町村や行政担当者によって判断が異なるもの困ったものです。
ところで、今調べたら春日井市の一般廃棄物処分量は8円/kgみたいですね。愛知県内でも安い方です。これを値上げすれば産廃処理のほうが安くなるので、本来は一般廃棄物のものも産廃とする人も出てくると思いますよ・・。
それに、そもそもおからって今処分単価が非常に安くなっているので、ロットがまとまれば春日井市の処分単価8円/kgよりも処分単価が安くなるケースも出てくるはずです。件の逮捕された業者はなんで行政指導を受けてまでクリーンセンターに持ち込んでいるやら。