今日、明日と浜松市で行われているはままつメッセという展示会に出展しています。当社は飛び込み営業というものを原則行っていないので、展示会とホームページは重要な営業ツールとして位置づけています。
浜松のある静岡県西部地域は食品メーカーも多く当社からの距離も近いので重要な営業エリアです。ですが、今回の展示会は来客数も少なく、正直かなり暇です。様々な展示会に出展していますが、展示会によって驚くほど客数、客層が違います。当社のような業務形態ではやはり環境関連や農業関連の展示会の方がより効率的な出展となるように思います。
展示会に出展していると、いろんなお客さんがブースにいらっしゃいます。その中で気になるのが身分を隠して来場する人です。だいたいの展示会では名刺などをホルダーに入れて首から提げるようになっているのですが、ホルダーに名刺を入れなかったり、ホルダーを上着の中に入れたりして隠していて、こちらから名刺交換をお願いしても「名刺は切らしている」と渡していただけなかったり。どんな業種ですか?とお聞きしても「まあ、その」みたいな返答。どういう仕事をしていて、どういう分野に興味があるのかを言わなければこちらも説明のしようがありません。
わざわざ展示会に足を運んで説明を聞くならば、名刺を渡さないまでもせめてどういった業種なのかを説明した方がより有意義な情報収集になるのではないかと思います。特に、当社の取り扱う商品やサービスは非常に特殊なので相手の業務内容がわからなければ的確な説明をすることができません。食品メーカと畜産農家では説明をする内容が全く異なります。
情報が氾濫している現代社会ですが、インターネットを含め逆に的確な情報を集めることが難しくなってきているように思います。情報のアンテナをたててどういう情報を集めることができるか、その能力が問われるようになってきているように思います。